2011年5月28日土曜日

宮古教会の様子

5月22日礼拝の様子です  休暇をとり別府に帰省していた森分和基牧師がかえってきました。一緒にお母さんもお出でになり教会員たちを慰めておられました。

    司式者の役員  

   教会員の讃美は力強く ボランティアの方々も礼拝に出席されています


    礼拝後 挨拶する牧師


    互いの安否を問い合う教会員

    礼拝出席者   みんないっしょに



   礼拝後の愛餐会 森分牧師のお母さん(中央)からのお土産(マーマレードとマーマレードケーキ)このために何日準備されたのかと心遣いに感謝


  市街地を出て少し山手に入ると仮設住宅を準備しています。仮設住宅の土台となる杭を打ち込み中です。

   海岸近くはまだまだ 建物の残骸には養殖いかだのブイが絡み付いています。道路のみが確保されています。もちろん瓦礫処理も進んでいます。


  瓦礫置き場では湯気が出ています  所謂 いろいろなものが腐り始め  発酵熱のためです。ここでも金属との分別作業もしています。


  瓦礫の手前は、倒壊した堤防です。  実は堤防の基礎部分が見えています。津波の破壊力の大きさがわかります。

新生釜石教会の様子


    22日礼拝後 教会総会中   牧師も教会員も ただ痛みの中にいます
   午後4時を過ぎていましたがすでに3時間以上の総会となっています

   泥まみれとなっているコンセント 配線も確認しなければ電気を利用することは出来ません


   直接送られた物資です  ありがたいのですが季節はずれ洋服は並べられたままです。物資を送ってくださる場合は、直接被災教会へではなく、奥羽教区事務所へお願いします。ただし季節はずれではなく、季節の先取り、保存の利く食料品(レトルトなどです


   ソラマメが届きました


   海水をかぶり枯れそうになっても けなげにも石楠花は咲きました 慰められます



   瓦礫置き場 自動車も瓦礫の一つです ここには100台近くあります きちんと並べられたもの もはや原型がなく重なっているもの    瓦礫処理の目処が立ちません  

大船渡教会の様子

大船渡教会は、市の社会福祉協議会との連携でいろいろと活動が続けられています。被災された方がボランティア活動に教会に来られています。倒壊しつつある家からまだ使える物資をみんなで分けようという気持ちが湧き上がっています。


     礼拝堂の掃除ボランティアに感謝する村谷正人牧師

   食器類まだ使えるので分けます と 運んでこられた被災された方 牧師も教会員も感謝


   支援物資が入っていたダンボール リサイクルに出しています。

   ボランティアとして活動する方も被災されています。この方たちの働きで物資は整理されます。

    食器類の集っています 





    数の制限は心苦しいのですが、人数か多いので

   衣料品 特に肌着などの下着類は補充しても補充してもすぐなくなります



  海の中へ流れ出た家(広田)


    カキが干されているのではありません  電柱に引っ掛かっています カキの養殖いかだの被害は甚大です  漁業の再興が市民の力となります

千厩教会の様子

 一関市の東磐井地域の伝道の拠点としての千厩教会と柴宿教会は、いずれも規模としては少数の教会員です。移転先を検討するため情報を集め、教区総会後26日三河豊牧師と教区総会議長は話し合いの機会を持ちました。 教会としての計画が教会員の祈りのうちに決定されることがまず第一です。

また千厩教会に対して、今までの関係のあった教会や個人からの協力の申し出があり、心強い限りです。

 

第66回奥羽教区総会

  第66回奥羽教区総会 5月24~25日 於 盛岡   奥羽キリスト教センター


  来賓としてお出でいただいた在日大韓基督教会関東地方会韓聖炫会長(西新井教会牧師)、金柄鎬牧師(東京調布教会)、龍煥雄牧師(北上シオン伝道所) 並びに弘前学院大学でお働き下さっています楊尚眞牧師   東日本大震災に対するお見舞金をいただきました。 

   按手礼 荒木富益教師(八戸柏崎教会)  



    出席されている正教師全員による按手



   選任された三役  白戸清副議長 邑原宗男議長 村上義治書記   2011年度宣教計画を可決し、 「原子力発電、核燃料サイクルの中止と自然エネルギーへの転換を求める声明」を採択し、福島原発事故について検証する機会を持つことが可決されました。



    教団問安使挨拶 内藤留幸総幹事  石橋秀雄教団総会挨拶を朗読し、東日本大震災への教団の対応について説明報告されました。 被災教会牧師からの質問がありました。問安使の挨拶に1時間以上となり、引き続く教団年金局挨拶(邑原理事 山崎節子隠退教師を支える100円献金運動推進委員)が短く行われました。



   教区総会議事終了後 教団問安使内藤留幸総幹事に対する謝辞



    閉会礼拝 「証し人になるべき」 邑原宗男教区総会議長の祝祷    15時45分 全て終了



   総会後 森分和基牧師を囲む同窓生 (奥羽キリスト教センター前)兵庫教区佃真人副議長が傍聴され連帯と慰めをいただきました。また北海教区久世そらち議長と東京教区北支区山本裕司支区長から連帯のメッセージが届きました。



   奥羽キリスト教センター前の花壇


 各被災地の教会への訪問を考えておられる方は、今しばらくお控え願えませんか?

 被災して2ヵ月半 牧師も信徒も疲労は極限に達しています。

 訪問しようとする方はいろいろな理由(視察しなければわからないなど)をつけられるでしょうが、まず何よりも、教会として平静が保てるようにしてほしいのです。突然来られる訪問者に、繰り返し繰り返し話すことで、決して痛みが和らいでいるのではありません。むしろ、今まで語れなかったことを思い出しているのです。それもやはり辛い事柄です。どうかそれぞれのご自宅で篤い祈りとご支援をお願いいたします。

2011年5月20日金曜日

奥羽キリスト教センターでの活動は

やまぶき白   



  大船渡教会の庭に咲きました          からたち







 奥羽キリスト教センターでは毎日のように物資を受入また搬送しました。盛岡市内の信徒のボランティアや遠路お出でいただいた方にまた物資をお送りくださった方に感謝します。



  3月28日 奥羽キリスト教センターに来られた久世そらち北海教区議長にも荷物運びをしていただきました。人使いの荒い奥羽教区です。


  奥羽教区事務所では 松浦裕介主事  坂本主事補   高橋事務員   佐々木事務員が物資の受け取り 電話応対 献金受付  会計事務処理を行っています。




 多くの方々の祈りが支えとなっています。感謝いたします。 

宮古教会の様子


  ひかり幼稚園舎の補修工事の開始 足場で囲まれました。

  補修工事開始  園舎

    新しく入手した園バス こどもたちは楽しく利用しています

   春・夏物衣類  送られてきました。


  教会前の道路はヘドロ袋でいっぱいです。 作業した後はまた集ります。

   作業日程表   要望が多く出され順次応えています






  作業用ヘルメットの準備中


  ヘドロ撤去作業へ出かけました。


 牧師の休暇中でも、YMCAを中心に活動は続けられています。 岩手大学生も順次来られています。 牧師不在期間は奥羽教区として礼拝説教のサポートをしています。

新生釜石教会の様子


    仮設住宅の建築が始まりました  ここに何世帯なのか 見た目そんなに広い場所ではありません。まずは一歩でしょう。

   早稲田教会の青年たちと 神戸から来ている牧師 



    作業スケジュール表 日程表  ボランティアには、新潟の敬和や教団職員などもおられます。

  基本的にボランティアの人数制限をしています。調整していますから奥羽教区事務所に連絡をしてください。


    水沢教会員による電灯のホヤ掃除 手間のかかる作業です。 


  礼拝堂の電気配線の点検と確認  もうすぐ電気を利用できます。


   応急修繕を始めた牧師館 壁の中の断熱材は撤去しています。


  訪問者に対応して出かけている牧師の留守を水沢教会山下光牧師と同教会員が留守番しています。


   運ばれた支援物資は陳列と同時に被災された方に渡ります。


   奥羽教区事務所からの物資の搬送は次々と依頼して行っています。食品や下着類です。


  教会総会の日程は5月22日です。祈ってください。

  

大船渡教会の様子


   渋滞の原因となっている車 でも遠いとこから来られる方がいるので なんとも各自の自覚を待つのみ。 支援物資の必要性はこの状況ですからわかるのですが、行列と渋滞での苦情に苦慮しているのが最大の課題となっています。

   受付のところ 配布する個数の制限をし、みんなに渡るよう協力を求めています。

    整理され陳列された支援物資 


    支援物資の配布の協力者は、教会員、 支援団体(チャイルド・ファンド・ジャパン)のスタッフそして被災した方。直接、人々に接する方の気苦労は大きなものでしょう。さらにその物資を仕分ける人、運ぶ人、送る人、まさに多くの篤い祈りによって行われています。


    午前8時30分ごろです。すでに集って来られています。


   物資の陳列のための準備中 被災された方の奉仕活動の一つです


   ちょっと訪ねてこられた方でもボランティアを行っています。


   奥羽教区事務所からの支援物資の搬入中   

2011年5月16日月曜日

支援物資リスト変更のお知らせ

皆様の祈りとお支えに心より感謝いたします。
日頃よりご協力いただいている支援物資収集リストを変更させていただきます。

・食料品(レトルト、フリーズドライ、カップ麺、調味料
      長期保存が利くものに限る。野菜が多く含まれているものが望ましい)
・肌着(大人用、子ども用、男女各種。新品に限る)
       ※トランクス、ブラジャーが特に求められています。
・子ども用おむつ
・生理用品
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー(箱のものに限る)
・台所用・洗濯用洗剤
・カセットコンロ用ガスボンベ

○物資内容については以上のものに限らせていただきます。
○収集については、今週中に限ってご協力いただければ幸いです。

皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

2011年5月14日土曜日

大船渡教会の様子

 
  大韓イエス教長老会総会から贈呈された自転車と訪問者ご一行

  教会のために被災者のために祈る



    在日大韓基督教会元総会長 楊 炯春牧師の祈り 





   挨拶する教会役員   ちょうど牧師はNCC関係の訪問者たちと出かけていて不在  




   庭はいろいろな花が咲いています

  水が少しひいた状態です 陸前高田の野球場




  大船渡教会では、物資は 月火木金の午前9時から配布していますが、時間まえに大勢並び、特に他所に無断駐車される方もあり、ちょっと困っています。 でもそれだけ必要な方々がおられるということです。 どのように今後続けていくことが良いか模索中です。

千厩教会の様子


    今後について希望を話す 三河・栁沼牧師

  まだまだ教会員の意見をまとめることが出来ない この礼拝堂の危険や土地の危険については理解している。


  牧師たちは教会員の意見を聞きつつ、土地を探すことや 東磐井の伝道の拠点をどこにするかを検討している


  少数の会員は自分たちのみではいかんともしがたいことを承知している。教区は全面的に協力することを申し出ているが、津波被災教会のことを心配して、すぐに動けないでいる。その状況も理解しつつ方向が明らかになることをまっている。 教会の決断を尊重することのみ。


 擁壁にひびが入り、旧園舎の撤去が当面の課題となる。