2011年11月26日土曜日

2011年度奥羽教区臨時総会・宣教会議

去る11月23日 奥羽キリスト教センターチャペルに於いて、2011年度奥羽教区臨時総会と宣教会議が開催されました。臨時総会では、太田望教師からの按手受領願いを審議し可決後、直ちに按手礼執行となりました。午後、宣教会議では、①2012年度宣教計画について(村上義治書記)、②教会負担金改訂案について(鈴木務財務委員長) ③2012年度教会負担金割当案について(財務委員長) ④東日本大震災支援対応について(小林功岩手地区長 村上書記)提案と報告されました。被災教会の課題を共に担うことができるよう祈りました。




   按手礼執行

   聖餐式 司式者 森分和基牧師(宮古教会)


     按手礼後 受按者太田望教師へ記念品を贈呈し祝福。

    宣教会議で提案・説明する村上義治書記

    出席された信徒と教師 

2011年11月21日月曜日

ホットカーペット配布のご報告

日頃よりの祈りとお支えに心より感謝いたします。
すでにブログ上で数度掲載されております、ホットカーペットの収集・配布についてご報告いたします。

 現地の教会よりいただいた要請に基づいて全国財務委員長会議の際に邑原宗男議長より呼びかけがなされ、各教区の皆様より多くのご支援をいただきました。
 各教区ならびに教会よりお寄せ頂いた266枚、奥羽教区にて購入した81枚、計347枚を各教会での配布ならびに直接仮設住宅や施設、東北教区へお届けいたしました。
 また、指定献金として献げられた50万円(約50枚分)を宮古市の電気店での購入にあてさせていただきました。
 約400枚を配布させていただく機会が与えられ、心より感謝してご報告いたします。
                                  奥羽教区主事 松浦裕介

2011年11月19日土曜日

東中国教区鳥取東部地区の鳥取教会での報告集会

11月19日~20日 東中国教区の中の鳥取教会の特別報告集会がありました。 多くの方が集まられました。聞いてくださること祈ってくださることそして献げ続けてくださること、毎日朝目覚めたことを感謝して10円です。そして、祈祷会に出席できて感謝してさらに10円加え、日曜日礼拝の日を迎えたことで感謝して20円を加え、毎週100円を少なくとも5年間献げてください。 そうするなら被災地の教会は励まされ支えられ、一歩前に踏み出すことが赦されます。

  出席者の様子

   報告中

   報告集会の様子 取材者もいました。





    橋原牧師の挨拶

岩手地区教師会で

11月17日 江刺教会で岩手地区教師会が開催されました。森分和基牧師、村谷正人牧師、三河豊牧師は出席され、教会の取り組みやご自身の受けとめにを話されました。
しかし残念ながら柳谷雄介牧師は欠席でした。地区内教師に状況や方向について理解を得るよい機会でしたのに。
奥羽教区としては、被災教会の課題はじめ諸計画について充分な説明を受けつつ、地区・教区内の信徒・教師の理解を得らながら進められるように今後も努めます。


   昼食の時もまた交わりのときです。教会員の御汁に舌鼓を打ちました。

   昼食後 森分和基教師は状況説明と経過説明と自らの思いを熱く語りました。祈るばかりです。



   奥羽山脈はすでに雪化粧です    もうすぐ真っ白になるでしょう。

九州教区での報告会 11月14日

11月14日朝早くでかけて九州教区事務所まで出かけました。日の出はまさに希望です。
九州教区常置委員会 支援員会で、震災報告会を開催されました。耳を傾けてくださることは、最大の協力です。現地に出かけなければと思う必要はありません。ましてボランティアの自己実現は不要です。ボランティアを受け入れたために現地の被災者が疲れたのでは、本末転倒です。被災地の教会の働きに協力してください。それは聞いてくださることです。必要なら奥羽教区へ連絡ください。重ねて言います。失礼ですが来る必要はありません。あなたのその場で祈ってください。祈れる恵みに感謝して毎週100円献げることをこれから5年間お願いします。どうか祈ってください。

    朝日は昇り、雲はわく・・・・・・・・    ここに希望があります。主の恵みを受けています。全身で。






   九州教区事務所のチャペルで報告会の挨拶をする深澤奨九州教区総会議長

  元議長も前議長も出席され、宮古教会の森分和基牧師のご両親もおいでになりました。

仮設住宅での一コマ 復興に向けて皆働いています

大船渡教会の近くの仮設や港では、皆 力を合わせて復興に向けて働いています。
何ができるのか。何をすべきか。 結局、互いに配慮を欠いては、一緒に復興に向けて進めません。
それは、どこでも同じです。
 自分の思いを優先させることは必要ありません。むしろ小さな配慮が重なって互いを支えていくことがよくわかります。仮設の世話役さんのご苦労は本当によくわかります。

 浜では養殖の準備を始めています

  縄や綱、網を手入れして量を始める準備をしています。多くの漁具は流され、壊され、破れています。その一つ一つを協力して使えるものと仕上げています。実は寒い日です。


  仮設入居の一人暮らしへの配慮として、時々お弁当を作っています。実はこのボランティアは仮設入居者です。


  仮設の訪問ボランティア 決して簡単なことではありません。本当にご苦労様。

2011年11月13日日曜日

在日大韓基督教会関東地方会と東北教区・奥羽教区の宣教協議会


11月7~8日 在日大韓基督教会関東地方会との宣教協議会 東北教区、奥羽教区の被災状況と救援活動と今後の課題について協議することができました。特に関東地方会の方々のお世話になりました。共に主の御業のために働くことができるよう協力していくことになります。特に奥羽教区にあっては北東地区で三沢教会の全昇大牧師と、岩手地区では北上べテル教会龍煥雄牧師との交流を推進しながら、さらに励んでいきたいと願っています。  感謝

   奥羽教区からの出席者

  関東地方会長 韓聖炫牧師の歓迎挨拶



  即席に結成したバンドとのこと 息はぴったりでした。


     出席者全員での記念撮影

大船渡教会の様子

教会ではホームページの更新に教会員が協力しています。村谷正人牧師も各地に出かけて講演や報告や説教と続き、とても疲れています。晩秋となっているのに大船渡では、四季桜が咲いています。満開です。黄葉と一緒にピンクの桜、とてもきれいです。


    村谷正人牧師 連絡中

    更新中


   とてもきれいな桜 11月10日満開です


   ピンクと黄葉


    水面にうつる黄葉

釜石の近辺で

釜石市は市長選挙が行われました。二期目を目指した現職が無投票で再選されました。無投票再選ということなら、もっと早く、地域復興計画は立てられたはずです。確かに準備したのでしょうが、どう見ても対立候補があるかのような様子見であったというほかないでしょう。もちろんこの現状に責任を持つことは大変なことなのですが・・・・・・・・。 
  これは地域だけでなくすべてがそういえるでしょう。型通りのことが行われたのでは・・・・・・・・。まず応急処置をして冬の寒さに備えることが必要でしょう。その上で、本当にこの場所が適当なのか、充分に話せているのでしょうか。修復や再建や復興ということは教会員が心から話さなければなりません。

   仮設での配布物資  必要なものをもとめています。
 
   ホットカーペットの配布 保育園で  
   少しでも寄り添えるように

   小学校を利用して保育所が行われています



   大槌 小鎚の状況 瓦礫が片付くと残るのは土台のみ

宮古教会の様子

YMCAの配慮でボランティアの活動は継続されています。昼食は皆で一緒に。今もなお支援の物資は届いています。まだまだ復興に着手できないでいます。互いに支えあい共に歩むことが必要なのです。松浦主事が教会をたずねました。


   昼食を一緒に


  今日まで支援物資は届いています。

2011年11月5日土曜日

宮古教会の様子

  森分和基牧師は新潟に出張しました。その間も訪問者は多く、常駐していますYMCAのスタッフが説明しています。さらに11月3日には仮設の方々へ運動会と炊き出しが計画実施されました。大学生たちが協力しました。その中でどのように津波が襲ってきたのかをビデオ学習しました。
 ホットカーペットはすでに配布されていますが、第2弾については注文中(宮古市赤浜の電気屋さん)です。品物が到着しだい配布の予定であることをスタッフは話され、多くの協力に感謝されています。多くの教会の祈りがYMCAの働きと共労しています。
 宮古市は東京都の協力によりまず30トンの瓦礫を搬出しました。(いろいろな意見がある中で、瓦礫処理は続けられています)
 市内のイチョウは黄葉です。

   説明 

   運動会と炊き出しの用具の整理






   大学生たちの協力

   津波の状況についてビデオ学習


  宮古の瓦礫を盛岡から鉄道で東京まで輸送

    東京で分別を始めた瓦礫


   大銀杏は美しい黄葉です。

新生釜石教会の様子

床は張りました。今度は壁です。夜はすでに暖房なしでは過ごせません。香港からのボランティアはすでにマフラーを着用されていました。
 ホットカーペットは配布中 去らん井追加申し出があり、奥羽教区事務所から搬入の予定です。
 釜石港の岸壁に津波により乗り上げていた大型船、8ヶ月過ぎようやく海に戻すことができました。港は機能の復興にむけて動いています。
 夜になっても稼動している新日鉄の煙突 煙が立ち上り続けることにホッとしています。

   香港からのボランティアと



  訪問者ノート

  真直ぐ立ち上る煙  新日鉄



   クレーンで吊り上げた大型船(提供写真)

大船渡教会の様子

村谷正人牧師は先日開催されました北日本宣教会議(於 北海教区 しんしのつ温泉)と北海教区教師研修会に出席されていました。ホットカーペットを配布した後です。さらにカーペットの追加申し出があり奥羽教区事務所では準備しました。
大船渡教会までの道も黄葉です。教会の庭にはからたちの実がたくさんなっていました。
いのちの電話のチラシも配られています。
会堂建築後の返済を続けていますが、教会員の被災者数が最も多く、財政的課題は大きく残っています。祈ってください。

   種山付近 住田町

   からたちの実

   冬支度 ストーブ用の薪が積まれています。

    震災ダイヤル いのちの電話です

千厩教会の様子

千厩教会は教会員の懇談会や役員会を通して、移転のための土地について検討しています。候補地を一つに決定することの難しさあるかもしれません。狭い土地では建物の大きさにも限界が直ぐに起こりますし、広い土地では予算的に課題があります。充分な自己資金はとても難しいので、教区としての支援と教団救援対策本部からの支援がどうしても必要です。どうか祈ってください。千厩教会までの道は黄葉です。三河豊牧師はこのような中を走り回って交渉や相談をしています。


教団救援対策本部11号室担当者と面談

 11月1日教団救援対策本部11号室担当の加藤誠幹事と前北未央スタッフがおいでになりました。2日には新生釜石教会と奥羽教区事務所(松浦裕介主事と面談)にも出かけられました。奥羽教区内では主に遠野市内で自殺防止センターとしての活動をはじめられました。岩手にお出でになりレンタカーで走られ、時間のかかることを実感しておられます。あちこちを出かけられているお二人の健康が支えられますよう祈ります。