2014年7月20日日曜日

北海教区主催 「震災と教会」協議会 於 函館千歳教会、奥尻島

去る7月9~11日 函館千歳教会と奥尻島で 「震災と教会」協議会が開催されました。奥羽教区からは松浦裕介書記が出席しました。案内には 「2014年は、北海道南西沖地震から21年、三陸はるか沖地震から20年、兵庫県南部地震(阪神大地震)から19年、新潟県中越地震から10年、能登半島地震、新潟県中越沖地震から7年、そして東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から3年という時にあたります。」とあります。
長年の災害に対する教会としての対応の検証の始まりとなったことでしょう。写真は松浦裕介書記の提供です。たくさんありましたが一部を掲載します。












さて、奥羽教区にとって災害としては、大火と地震、津波、台風などへの対応がありました。
特に地震関係では奥羽教区常置委員会としての対応を続けています。

奥羽教区として地震津波対応は 古くは1968年5月16日発生の十勝沖地震により青森県太平洋沿岸、特に八戸市を中心に上北郡、十和田市、三沢市、三戸郡に地震被害と共に津波被害があり、その対応が行われました。

1978年6月12日発生の宮城沖地震での一関など岩手県南地域の被害。

1983年5月26日発生の日本海中部地震により秋田県、青森県日本海沿岸地域の地震被害と津波被害。教団を通して募金されたお見舞いを被災教会と被災者へ届けました。

そして1994年12月28日三陸はるか沖地震、八戸を中心とする地域の被害への対応(八戸柏崎教会を建て替えしなければならないほどの被害。この時は翌年1月阪神大震災の被害甚大のため教団社会委員会への支援要請を差し控えた。)八戸柏崎教会と教区の支援で再建しました。

そして2003年5月26日発生の三陸南地震では岩手県中部、南部地域、特に内陸の被害が大きく、土沢教会を建て替えなければならなくなった。このために教区としての支援体制を特に岩手地区によって実施した。このとき江刺教会、千厩教会などに被害があり応急処置をし、土沢教会に集中することとなり教団社会委員会の協力により建て替えを実施しました。しかし、翌年の新潟県中越地震発生により、教団社会委員会は三陸南地震救援募金を中途でやめることとなり教区常置委員会と土沢教会の課題となりました。

2008年6月14日発生の岩手宮城内陸地震は奥州市、一関市に被害をもたらしました。一関教会、千厩教会、水沢教会、江刺教会に被害が大きくありましたが、教区教会強化推進会計による対応で必要な補修などを行いました。前年の能登半島地震と中越沖地震の被害甚大さを鑑み、教区のみの対応としました。

そして今回2011年3月11日の東日本大震災の地震被害と津波被害への対応も、常置委員会において教会の再建と被災教会の支援希望に沿いつつ救援活動を実施することとしています。教団の東日本大震災救援対策本部からの支援を受けつつ、教区常置委員会の中に緊急支援委員会を置き、早急な支援対応に努めてきました(もちろん十分にできているとは思いません)。

修繕は岩手地区内の各教会と三戸伝道所と秋南教会横手会堂で行いました
千厩教会新築完了 新生釜石教会修築完了。
今後は
宮古教会新築予定  一関教会大規模修繕予定  江刺教会新築予定。



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